Lyric

その涙を今拭うのは

きっとどっかの彼なんだろうな

寂しさの間埋めるのは

きっとどっかの彼なんだろうな

君のイージーフライ逃し

僕はすぐにスリーアウトチェンジ

また目の前のボールにためらい

いつもの暗い顔と朝帰り

あの子と今夜ことごとく壊した

愛をやり直し

期待と午後10時

珍しく彼女は頬赤らめた

よく知る居酒屋で始まった

のが恋人の話

可哀想な「わたし」

ため息を放ち泣き縋った

なんもできずに相槌

彼氏を大切にしてね

そんで終電→帰り道

おはようやまた明日を

かわすのはわけもない

本当は触れたいのは君のこころ

けど

その涙を今拭うのは

きっとどっかの彼なんだろうな

寂しさの間埋めるのは

きっとどっか彼なんだろうな

君のイージーフライ逃し

僕はすぐにスリーアウトチェンジ

また目の前のボールにためらい

いつもの暗い顔と朝帰り

髪を切った君が

笑った

そんな思い切りが

似合った

言えなかった距離感が選ばせた言葉

あのドラマ真似た？

君が携帯の時計を少し見る

不意におぼつかぬ空気が流れる

そして冷たい汗が身を伝う

僕は言う

「し、終電大丈夫？」

酔ってきた頭を起こし

通ってきたここにはもう

戻らないだろう

2度とない遠回り引き返した

そういや

素敵な言葉を借りて

書いてみた手紙は裂いて

捨ててきた

なのにまた拾ってしまった

この涙のわけ要るなら

きっとどっかの君のためなんだ

こんないい聞き分けの僕には

パッとしない日常が待ってた

あの涙が乾いたなら

きっとあの子は幸せだろうな

寂しさの間埋まれば

それはそれで嬉しいな

君のイージーフライ逃し

僕はすぐにスリーアウトチェンジ

また目の前のボールにためらい

いつもの暗い顔と朝帰り