Lyric

ねえ

抱き締める程に生まれる愛しさが

ずっと君へ伝わればいい

二人がまた

傷を隠しあい

離れるのなら

忘れればいい

退屈で愛しい日々を

幸せも、小さな夢も

君の隣で

優しさを言い訳にして

君は何度も何度も

消えて終いたいと言った

瞬きを失い

枯渇してゆく日々の中に

確かなものなんて

何処にもなかった

神様、もう少しだけ

ねえ

痛みを抱えて

何処まで行くのだろう

変わらない想いも

引きずった儘

光は今

過去を包み込む

壊れぬ真心も

短かな恋は

色褪せない君へ送る

最初でも最後でもない

恋人として

君じゃなきゃいけない

理由なんて

何処にもないけれど

無くせない

知って了ったから

二人がまた

傷を隠しあい

離れるのなら

忘れればいい

退屈で愛しい日々を

幸せも、小さな夢も

君の隣で

小さなきっかけを

僅かな希望を探し続けて

遠い日の幻を

今の君へ重ねていた

日溜まりに微睡むような

あの瞬間が

君の心を蝕むのなら

この想いは

此処に埋めて終おう

けれど神様

どうかもう少しだけ