この山越えても奴らの町で
無理を強いられ おっ死ぬだけでしょ
ごめんの分ほど罪はないはずなのに
なんで怯えなきゃならないの
人並みに生きてきた人たちが
思いもよらぬ落とし穴に入り
追い込まれて逃げ場を無くすから
自殺のニュースには事欠かないの
もっと本気で信じきれたら
奴らの視線も恐れずに済むの
本当世知辛い時代の中でも
何かを信じ切れたならば
一皮剥けた男を立てて
愛の雫に溺れる夜も
身体の火照りは感じるけれど
決して裸にはなれないの
十三の階段登り切れば
冥土の土産を手に入れられるの
本当ささやかな暮らしの中でも
辿り着いてこの身を焦がせるのかい
迂闊な事を口にしちゃダメさ
誰かがどこかで聞き耳を立てているから
壁に耳あり 障子に目あり
ジェリーはトムを飲み込めはしないさ
もっと本気で信じきれたら
奴らの視線も恐れずに済むの
本当世知辛い時代の中でも
何かを信じ切れたならば
- 作詞
鰻谷
- 作曲
鰻谷
鰻谷 の“壁”を
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