夜が明けるまでのジャケット写真

歌詞

真夏のコインランドリー

みずすまし

過ちも全部洗い流してくれ

音をたてながら回りだして

色褪せたシャツに思いを馳せている

真夏の日差しが胸を焦がすよ

通り雨のあと

青い空が見えたから

コインランドリーに

サンダル履いて出掛けよう

小銭を握りしめて

僕は鍵もかけずに部屋を出た

過ちも全部洗い流してくれ

音をたてながら回りだして

色褪せたシャツに思いを馳せている

真夏の日差しが胸を焦がすよ

籠に溜まってゆく

脱ぎ捨てた服はまるで

僕のだらしなさを

表しているみたいで

やるせなくなって

時計の針をただ見つめていた

ポケットの中の一欠片のティッシュが

破れたジーンズに絡みついて

洗い流せない過ちのようさ

クズだらけの服を握りしめた

思い出のあのベンチ

小説を読んでいた

黴臭いあの匂い

今も胸に残っている

真夏のコインランドリー

  • 作詞者

    堀孝輔

  • 作曲者

    堀孝輔

  • レコーディングエンジニア

    平崎真澄

  • ギター

    堀孝輔

  • ベースギター

    後藤 健太

夜が明けるまでのジャケット写真

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”コロナ禍で生まれた夜明けのうた”

3人編成となって初のアルバム「夜が明けるまで」は、その多くの楽曲がコロナ禍の中で生まれ、「一つの時代の夜明け」がテーマとなっている。
制作中にはライブ活動の休止、ドラマー脱退などバンド存続の危機も迎えたが、サポートドラマーとして保坂倫太郎(ザ・サイレンズ)が加わり、ついにアルバムは完成。
この作品は今まで以上に歌心の強いものとなり、逆境に立つ多くの人々の心に突き刺さる一枚に仕上がった。

アーティスト情報

  • みずすまし

    時代錯誤的な“青春の挫折”を臆面もなく歌う“私小説派”ロックバンド。 『ロック誕生』の映画監督としても知られる村兼明洋の目にとまり2013年6月に1stアルバム『吉祥寺の空』でインディーズ・デビュー。 長野県松本市で開催される『りんご音楽祭』には4年連続の出演を果たす。 また、秋には上野水上音楽堂で『無名のロックフェス』を主催し大きな反響をよんでいる。 2021年頃から3ピース編成になり、オルタナティブロック色が強くなる。 2024年に傑作4th「夜が明けるまで」をリリースし、さらなる広がりを見せている。

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