

この街を捨てる理由は
何だって良かったよ
夜行バスに揺られて
叶わない夢を見てる
先の見えぬ旅の中で
僕は何を手にしたんだろう
出会いと別れ繰り返して
紡いだメロディ響いてるよ
いつも胸の奥で
まだ見えぬ明日に向かって
独りよがりで走り続けた
旅路の果てまで駆けてゆけ
野良犬のように
溢れ出る寂しさが
靴底をすり減らして
店先の窓に映る
自分の顔が他人に見えた
心に空いた穴は今も
埋まらないまま血を流して
風に煽られ夢と挫折
喧騒の中歌ってるよ
声が枯れ果てても
嫌悪感に苛まれて
死にたい夜を何度も超えて
泣きながら月に叫ぶのさ
負け犬のように
憎み合って傷つけあった
青い春は遠い過去で
最低なことも沢山したな
間違いだらけの霧の中を
今も彷徨ってる
まだ見えぬ明日に向かって
独りよがりで走り続けた
旅路の果てまで駆けてゆけ
野良犬のように
おぼろげな月影を見つめて
まだ見えない明日へ
旅は続いてゆく
- 作詞者
堀孝輔
- 作曲者
堀孝輔
- レコーディングエンジニア
平崎真澄
- ギター
堀孝輔
- ベースギター
後藤 健太

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
木漏れ日の中で
みずすまし
- 2
街のあかり
みずすまし
- 3
環七通り
みずすまし
- 4
多摩川
みずすまし
- 5
夜が明けるまで
みずすまし
- 6
生きてくれ
みずすまし
- 7
真夏のコインランドリー
みずすまし
- ⚫︎
旅路の果て
みずすまし
- 9
道草
みずすまし
- 10
渇望 (alubm ver)
みずすまし
- 11
グッドバイ
みずすまし
”コロナ禍で生まれた夜明けのうた”
3人編成となって初のアルバム「夜が明けるまで」は、その多くの楽曲がコロナ禍の中で生まれ、「一つの時代の夜明け」がテーマとなっている。
制作中にはライブ活動の休止、ドラマー脱退などバンド存続の危機も迎えたが、サポートドラマーとして保坂倫太郎(ザ・サイレンズ)が加わり、ついにアルバムは完成。
この作品は今まで以上に歌心の強いものとなり、逆境に立つ多くの人々の心に突き刺さる一枚に仕上がった。
アーティスト情報
みずすまし
時代錯誤的な“青春の挫折”を臆面もなく歌う“私小説派”ロックバンド。 『ロック誕生』の映画監督としても知られる村兼明洋の目にとまり2013年6月に1stアルバム『吉祥寺の空』でインディーズ・デビュー。 長野県松本市で開催される『りんご音楽祭』には4年連続の出演を果たす。 また、秋には上野水上音楽堂で『無名のロックフェス』を主催し大きな反響をよんでいる。 2021年頃から3ピース編成になり、オルタナティブロック色が強くなる。 2024年に傑作4th「夜が明けるまで」をリリースし、さらなる広がりを見せている。
みずすましの他のリリース
四畳半レコード