キャロルのジャケット写真

歌詞

キャロル

高橋涼太

ほら まだ 咲いてる

名前も知らない花が

ほら また 聴こえ始める

君が大好きだったあの歌が

僕がずっと大嫌いだったあの歌が

薄化粧を落とした右瞼

一重になるのを 気にしていた君

小さな秘密 手に入れた僕は

たった一つ それだけで満たされた

天気予報を信じて持って行った傘

いつも通りを信じ切っていた

あの朝に訪れた

もう枯れてる

恋になるはずだった花が

小さく弱く 空を見上げたまま

悲しいほどに 笑顔の君は

僕の知らぬ夜を超え 姿を消した

この世界が とても広いことを

知っているのに 僕たちは

この日々の 鍵の無い檻の中で

ずっと「逃げたい」と叫んでる

待ち合わせた 地下鉄の入り口

切れかけの 常夜灯のリズム

何度も何度も 眠れない夜から夜を

宛もなく 乗り継いで

君の居ない 朝がまたやって来る

ほら まだ 咲いてる

名前も知らない花が

ほら また 聴こえ始める

君が大好きだった

あの歌が流れて

ずっと叫んでいた言葉を

言えずに飲み込んでいたコトを

君は何も知らないまま

僕の知らない人になる

僕がずっと大嫌いだったあの歌が

君がずっと口づさんでいた別れの歌が

街中に溢れる季節が来る

  • 作詞

    高橋涼太

  • 作曲

    高橋涼太

キャロルのジャケット写真

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    キャロル

    高橋涼太

高橋涼太の約8年ぶりの新曲。
ピアノを中心としたエレクトリックバラード。

アーティスト情報

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