Colorfulのジャケット写真

歌詞

オレンジの月

斉藤麻里

大通りの先の群青の空に

低い大きなオレンジの月

走るのをやめて自転車を降りて

それをただ

ただ眺めていた

街灯の灯りが夜を隠して

見たいものがまるで見えないな

すれ違う人の視線は不躾で

不思議そうに僕を眺めていた

夜に流されて

このままどこへどこへどこへ

行けばいいんだろう

どれだけ望んで焦がれても遠く

離れてゆくよ

月のように

おざなりにしてた心の奥で

引かれ者の鼻歌が聴こえる

夜に流されて

このままどこへどこへどこへ

辿り着けるか

この道の先を夢を足元を照らしてくれよ

自転車を漕いで漕いで漕いで

風を感じて

僕はただ笑って笑って欲しくて

君に歌うよ 歌うよ

それでいい

大通りの先の群青の空に

低い大きな オレンジの月

  • 作詞

    斉藤麻里

  • 作曲

    斉藤麻里

  • プロデューサー

    上口浩平

Colorfulのジャケット写真

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2023年5月14日に約3年半ぶりにリリースされたNEW EP。
ようやく止まっていた時間が動き出したように、モノクロームだった世界が音楽と出会ってカラフルに色づきました。
デビュー20周年を記念して出会ってくれた全ての方に感謝を込めて制作した1枚。

2020年から書き綴った楽曲たちと、書き下ろした明るい未来を感じさせる表題曲『colorful』を収録。軽やかで元気なカラフルなジャケットは斉藤麻里自身がデザインを手掛けました。
優しさと生きてゆく力強さがマーブルに混じり合う作品です。

※CD版限定で『colorful acoustic ver』が収録されております。

アーティスト情報

  • 斉藤麻里

    横浜育ちのシンガーソングライター 高校1年の夏、先輩のストリートライブに衝撃を受け、 家にあった父のギターを手に取り、自らも歌うようになる。 その細い体から発しているとは思えない ストリート仕込みの力強い歌声と、 女心を奥深くまで表現した言葉で、爽快に歌う。 バンド『SMOKY & THE SUGAR GLIDER』のギター,ボーカルとしても活動中。

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