１
ししゃもの握りが うまいと言った
あんたの故郷 訪ねて来たの
ゆらりゆられて広尾線
ピルイとゴメ鳴く北の町
凩（こがらし）吹いて ししゃも荒れ
白波まくる浜に立てば
波がうねる 砕け堕ちる
血潮燃ゆる 紅く染まる
風が逆巻く 海が鳴る
２
すだれがはためく赤ちょうちん
熾火（おきび）で炙った一夜干し
ししゃも 桃色 とろけて消えた
胸に轟く陣太鼓
初雪 風花 二見岩
天馬街道 ラッコ岳
凍えそうな 虎落笛（もがりぶえ）が
寄せて返す 波のように
ピロロ ピロロと 哭いている
間奏
女ひとりの とまり木は
老舗のクラブ ニューマドンナ
愛の行方 愛の秘密
愛の終り 愛のメモリー
ママの名前も 愛という
広尾恋唄ししゃも酒
エイヒレ コマイ シャケ ホッケ
ニシン キリコミ ホンシシャモ
- 作詞
さよこまち
- 作曲
オマチマン
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広尾恋唄ししゃも酒
モンマルトルひかり
モンマルトルひかりのシングル配信第５弾
広尾恋唄ししゃも酒
作詞:さよこまち 作曲:オマチマン 編曲:村田博之 三味線：石黒みゆき
ゆらりゆられて広尾線
遠くに海鳴り聴きながら一人佇む港町
ししゃもの握りがうまいという
ひとり呑む酒ししゃも酒・・・
北海道広尾町を舞台に恋した女のひとり旅を
津軽三味線の名手、石黒みゆきの演奏をバックにモンマルトルひかりが切々と歌います
Apple Music • 演歌 トップソング • オーストリア • 2位 • 2024年9月19日
