イレギュラーヒューマンのジャケット写真

歌詞

硝子の舟

Electro-Voice

午前四時、歪んだアラームが

まだ夢の中にいると告げる

逆さに流れる魚の列と

ガラクタみたいな心がぶつかる

夜が溶けた窓に指で書いた

「さよなら」じゃなくて「なんで?」の文字

答えは風に攫われて

僕だけがまだここにいる

優しさの裏に牙を隠して

笑ってる君はどこか似ていた

僕もまた 誰かのフリをして

呼吸するだけの生きもの

硝子の舟が 海を渡る

割れる音も 響かないまま

不確かな未来を 抱いたままでも

まだ沈まない それが僕らさ

時計の針が嘘をついてる

「昨日」と「今日」がすり替わってく

祈りみたいなコンビニの灯り

意味のないものに救われる夜

ねぇ 「大丈夫」って何度も言うけど

たぶんそれは呪文みたいなもので

真夜中にだけ現れる

本当の僕が泣いていた

硝子の舟が 砕けていく

綺麗な欠片が 空へと舞った

間違いばかりを重ねた日々に

名前をつけるなら「それも愛だ」

そしてた、目を閉じる

生まれ変わるように

同じ朝を、もう一度

  • 作詞者

    Electro-Voice

  • 作曲者

    Electro-Voice

  • プロデューサー

    Electro-Voice

  • ギター

    Electro-Voice

  • ベースギター

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  • ドラム

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  • キーボード

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  • ボーカル

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このアルバムは、そのタイトルが示す通り、「イレギュラーヒューマン=普通ではない、人とは少し違う存在」をテーマにした楽曲群で構成されています。社会の枠組みや既成概念に囚われず、それぞれが抱える孤独や葛藤、時に狂気にも似た感情を描き出す、鋭くも繊細な表現が詰まっています。

一曲一曲がまるで心の奥底に潜む“イレギュラーな自分”と対話するかのような深い世界観を持ち、リスナーの内面に問いかける作品群。人間らしさの多面性や、揺れ動く感情の不安定さを音と言葉でリアルに映し出します。

既存の枠を超えた独自の世界観を持つ『イレギュラーヒューマン』は、聴く人の心の中で新たな発見と共鳴を生み出すことでしょう。ぜひこのアルバムを通じて、あなた自身の「イレギュラー」を見つめ直してみてください。

アーティスト情報

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