歌詞

勧善懲悪なんて聴衆が吐いた戯言でしょ

あちらから見れば私は極悪人なの？

卯月の咲き始めにて

花びら混ざる窓際で

遠い隣の貴方が離れないの

愛してるなんて私が言えるはずもないけど

言いたい　居たい貴方と

恣意的だって許して

心許したこの感情が

全て無くしてしまうかもしれないの

それでもこの手を差し出したのは

そういうことなのね

嘘でもいいから

<演奏>

心いくら重ねても

一つ汚れたら

ほらまた蛙になってバイバイ

衝動的に始まった恋は

愛になって現実に終わる

君を想うこの感情が

ただの「嘘つき」と言われるなら

信じてきた正義も

共に生きてきたあの過去も

もう金も地位も名誉も

君以外全て邪魔なの

勧善懲悪なんて今じゃ私にお似合いなの

生きたい？逝きたい？

分からないよもう

今更泣いたって 私は悲しきピカレスクロマン

言いたい 言いたい あなたに

息絶えるまで絶対

曝けだした本当の感情が

全て嘘に塗り変えられたの

それでもこの手を差し出したのは

そういうことなの

忘れないでね 嘘でもいいから