Lyric

拘り抜いたこの夜を

いとも容易く染めていく

それでも構わず目を覚ますのは

いつしかこの世界の最期を

見たいから

あの日塞いだ傷口を

この夜だからと開いてみる

憎しみだけで歌えるのは

今夜だけと知っているから

いつも通りの君との日々は

ただ窮屈で夜は更ける

いつも通りの君の横顔

今日も狭間で僕は揺れ

とても無意識な気付かないまま

僕に放った君の言葉が

とても鋭利なナイフの様で

僕の胸を刺すんだ

悲惨な未来が待っていようが

無様な過去に変わっていくから

この身だけはこの命だけは

守ってみせるよ

君の痛みも僕の痛みも

分け合う事が愛と言うなら

君に抉られたこの傷さえも

愛しく思えるよ

見せしめで殺めた愛は

くだらないと見捨てた愛は

今にも朽ち果てそうな僕を

どこかで守っていたのかもしれない

君の痛みも僕の痛みも

分け合う事が愛と言うなら

君に抉られたこの傷さえも

愛しく思えるよ

単なる愛は全て燃やした

見せしめになるは僕で良いから

生き死にさえも全て超えたんだ

生き血彷徨う骸になろうが

君を愛した償いならば

この身果てるまで差し出すから

赤く染まった命を

ただ今に繋ぎ止めるだけ