Lyric

似たり寄ったりな家が囲むあのグラウンドで

透明ランナーが走る 僕らの草野球は

トルネード投法 一本足 消える魔球

後ろでブランコ揺らすあの子は 今日もクスクス笑う

誰もいない集会場は いつも僕らの作戦場所

貸したゲーム返さないやつは ピンポンダッシュの刑

泥だらけの勇者は一人駄菓子屋へいく

後ろで縄跳びまわすあの子は 今日もクスクス笑う

絵日記の絵も字数も 枠に収まらないまま

日が暮れて 君は影になって

明日またねと手を振る僕ら

夜が明けて僕らもう飛び出して

寝ぐせのまま 約束の場所へ

大人になんてなれやしないさ

遊ぼ 飽きるまで

瞬き一つするたび ああ 1 2 3年後

したくもない仕事をして 気づけばもう8 9 10年後

帰る場所はあるよ。と いつか君は言ったね

透明ランナーもあのブランコも 見えないじゃないか

思えばそう思い出 そこまでバカじゃないよ

なんのための卒業式だ？ あの子も綺麗になった

やりたいことができりゃ やるべきことも増えていくんだぜ

砂を噛むこと 覚えながら変わっていかなきゃ

絵日記の枠の外 これから埋める 約束な

日が暮れて 君は影になって

明日またねと手を振る僕ら

夜明けでは僕らもう待てなくて

寝ぐせのまま ずっと夢をみた

日が暮れて 夢さえ影になって

明日はどこだ？と歩き始めたんだ

行き着く先でまた会いましょう

寝ぐせのまま 約束の場所で

子供のままじゃいられないよな

歌お 飽きるまで

できるだけ でかい声で