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【 息をのむほど削ぎ落とされた、静謐の響き。 】
iTunes国内ジャンル別チャートで数々の楽曲がランクインしている立原綾乃の、待望のセカンドアルバム 『 心に風 』 。自然の流れの中で展開されてゆくようにして生み出された本作は、ファーストアルバムとは一線を画す仕上がりで、11の楽曲が織りなすひとつの物語として届きました。
一曲一曲のモチーフが滑らかに連なってゆくこのアルバムは、風が吹き始める予感 『 けはい 』 からはじまり、ラストの 『 心に風 -万象- 』 へと結実してゆきます。言語を超えたオリジナルの声の響きによって奏でられる楽曲に、美しい日本語のひらがなという和の審美眼を宿したタイトルが添えられ、作品中に唯一存在する言葉——「東を出てきた 照らす太陽」のフレーズが、印象的に耳にリフレインします。
レコーディングは、彼女の暮らしと音楽が息づく、美しい自然に抱かれた「小さな森の音楽堂」にて行われました。立原綾乃本人とレコーディングエンジニア 岩井正洋 氏のタッグにより、森から切り出した無垢の木を用いて音響空間を構築し、わずか3本のマイクというミニマルな手法で、作品固有の響きを自らの手で創り出しています。
さらに Andy Bevan 氏のミキシングと オノ セイゲン 氏のマスタリングにより、原音の持つピュアな余韻や空気の微細な揺らぎ、現場の気配までも繊細に表現。436Hzの特別な調律を施した温かみのあるグランドピアノが、柔らかな自然の環境音とシームレスに調和しながら、深く心に響く歌声と重なり合います。
心に吹いた風の、その先へ——。 一連の物語が不思議なほど聴く人自身の物語へと重ね合わさり、いつまでも静かに聴き続けたくなるような深い余韻を残します。
立原 綾乃 ( Ayano Tachihara ) 音楽家 ・ 歌い手 物心ついた頃から、内なる静寂に響く旋律を大切に紡いで来た。 信州・軽井沢の豊かな森に暮らしを置き、15年にわたり森の呼吸に耳を澄ませ、自然と共に生きる中でその表現を育む。 その道のりのなか、2019年より自身の作詞作曲集を携え、即興を交えて歌い始める。「その瞬間の響きこそが最も純粋な音楽である」との信念から、機が熟すのを待つかのように、ライブ活動のみに徹してきた。後にその響きを形に残していくために、世界的な音響家 オノ セイゲン氏を迎え、自身の拠点でのレコーディングに踏み切る。 彼女の放つ音楽は、透き通るような繊細さと奥深く凛とした力強さを併せ持つ歌声、寄り添い溢れるような静謐なピアノによって、その場の空気をしなやかに整え、聴く人の心に温かい光を灯す。 2026年、立春。初のレコーディング作品 『 いざない (The Call) 』 を満を持して配信リリース。冬の雪の中から清らかに響きわたる産声が、世界を旅して、小さな春の光を宿す。 彼女の真実の旅がいよいよ始まる。
SHIRO RECORDS