水たまりのジャケット写真

歌詞

白い夏

ナルエトモ

夜明けまで語り明かし

おまえの顔に陽が差し込み出す

澄んだ空気の中

うっすら消えていく

おまえの瞳、見え隠れ

ごった返す街の人々にそっぽむき

隔離された罪びとのように

おまえを包んださっきまでのベール

嘘のように

甘い深い穴に落ちてゆく

おいで、ここへ

白い部屋にへたりこみ

交わす視線は

遠く遠く窓の外に

これから起こること予測も付かずに

互いに手を差しのべていく

おいで、ここへ

この腕の中、おまえをつかまえたら

全てが終わりそうな気配

白い影がおまえがつかんだとき

異星の愛のよう全てが終わる

はるかに響く鼓動の律動

世界が色づきを取り戻す

波に映る陽の光は

何を奪い、何を残すの

やがて身体が解き放たれるとき

霊は何を残せるだろう

この腕の中おまえをつかまえたら

全てが終わりそうな

この腕の中おまえをつかまえたら

全てが終わりそうな気配

  • 作詞

    ナルエトモ

  • 作曲

    ナルエトモ

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アーティスト情報

  • ナルエトモ

    遊学先のパリで結成してから28年。メトロの駅でゲリラライブをやって稼いだサンチーム硬貨はいまだに宝物だ。1994年、他の音楽仲間とともに卽興詩人の名義でインディーズCDをリリース。その後、tomo’は京都で独自にバンド活動をしたり本業に精進。naruはマルチメディア論の分野で教育研究活動を行う。50歳の節目となる2020年を機に創作活動を本格的に再始動させた。

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