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ピアノ小協奏曲<里山の怪異>の3曲+1曲です。農耕民族たる我々日本人にとって、自然は恵みの宝庫であると同時に、命をも奪う脅威でした。「里山」という一括りの表現もありますが、山と里はもともとは違う場所であり、そこに住まう人々も、まるで違う生き物でした。人ならざるものも多く語られ、そうした怪異の代表的な3つを、音楽にしました。最後の「干からびた憂鬱」は死の表現です。冷たく澄んだオルゴール音が、浄土への出立を暗示しています。
1958年 東京生まれ。作曲家、ピアニスト、ギタリスト、音楽プロデューサー。作曲を、元芸大音楽部長、石桁眞禮生、NHKに縁の深い作曲家、土肥泰に師事。ピアノを元芸大ピアノ科講師、梅谷進に師事。クラッシックピアニストとしての受賞歴多数。国際コンクールに入賞し、ローマでの国際音楽祭への出演経験あり。作曲では国内のコンクールで、二度の優勝経験あり。SF小説、SFアニメマニア。