Lyric

人生について考えていたら

何が正しいかわかんなくなって

生きていることが苦しくなって

涙があふれて止まらないんだ

明日もきっと孤独のままで

周りの視線が怖くて刺さる

家にいるのも外にいるのも

体が重くてやってられないよ

朝のニュースで流れてきた

電車のホームで飛び込んだ少女の

遺書には悲しい過去と涙痕

周りは自殺反対正義者

死ねることが羨ましくて

その勇気が僕にも欲しくて

迷惑だなんて思わなかった

頑張ったねって同情したよ

現代社会から見たら 生きることが正しいらしい

生きることが幸福だって確かに誰かにそう言われた

それでも僕は反抗したい 息苦しくてどうしようもない

死ぬことは救済だと思う

生きづらいなら楽になりたいでしょう？

心にずっと穴があいてて

何をしてても塞がらないんだ

死にたいばっか口癖になって

劣等感に押しつぶされる

ネガティブな人は嫌われるから

病みを笑顔で必死に隠す

本当の自分が見えなくなって

個性はどこかへ消えていった

リストカットの手首の傷は

それだけ君が生きた証

オーバードーズで飲んだ薬は

今でも心の中にあるよ

死にたくなって病んでしまっても

それは個性で美しいものだ

何も間違いなんてないよ

少数派だって人を惹きつける

現代社会の正義者は 口を揃えて指をさした

「生きることが辛いのは他のみんなも同じ」だって

比べてきては否定された

誰も受け入れてはくれなかった

誰かに愛されないと生きれない

認めてくれれば生きていたいんだ

傷が傷が傷が消えない

愛が愛が愛が足りない

人が人が人が怖い

全てのものが敵に見える

泣いて泣いて泣いて病んで

死にたいって何度も思って

明日も殺されながら生きる

社会に殺されながら生きる

現代社会から見たら生きることが正しいけれど

生きることが辛い人が世の中にはたくさんいて

それを罵倒し叩くような

思いやりが欠けたような

そんな社会になってほしくない

生きたくないなら生きなければいい

だけどそれは大きな矛盾で

僕らは生きて優しくなるんだよ