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私が初めて作曲をしたのは、俳優の加山雄三(ペンネーム:弾厚作)さんが作曲した『君といつまでも』が大ヒットした頃であり、「プロ(の作曲家)でなくても作曲はできるのか(誰でも作曲できるのか)」と思ったのがきっかけでした。この時は友達から借りたギターで作曲をしていたので、ギター返却と同時に作曲活動は終了していました。なお、この頃はギターを持っていること(人)自体が珍しい時代でした。☆ 最初の作曲から数年経った頃、私はギターを買っていました。当時はPCも音楽ソフトもないので、私の作った曲はギターの伴奏と歌でカセット(レコーダー)に録音していました。 そこへ、4チャンネルテープデッキが発売されました。これは上書きされずに4回録音できるので、いわば一人でバンドをやっているようなものであり、私はそういう物を前々から求めていたので購入しました。それからは、リズムボックス、ミキサー、シンセサイザーと演奏録音に必要な環境を徐々に整えていき、ギター1本の時とは様変わりした音楽をしていました。☆ それから何度かの[音楽活動→中断]を繰り返した10数年後の1990年頃に「ミュージ郎」という音楽関係の商品が発売されました。これも「こういうものがあればいい」と私がかねてから願っていた「楽曲を制作できる音楽ソフト」だったので、すぐに購入し、その「ミュージ郎」を使って今まで作曲していた曲の楽曲制作に取り組みました。 その時の1曲は現在配信中の「微風セレナーデ~幾千年もの時を越えて~」です。☆ その後また音楽活動を中断し、約20年間の長い年月の後に新しい楽曲制作ソフトを購入していました。「今まで何度も中断したが、今度がおそらく最後の音楽活動になるだろう」と思っていました。 そのソフトで昔作っていた曲のアレンジに取り組み、そして2022年9月に初めての音楽配信をしました。☆ 配信する前は、「配信しさえすればどうにかなるだろう」と、私はただ配信することだけを考えていました(私はユーチューブはもとよりSNSは何もやっていないので、配信しても告知することはできません)。 1曲目が配信されました。するとどういう仕組みなのかわかりませんが、配信したことに気づいてくれる人たちがいて配信直後の数日間は、わずかですが、ユーチューブでの再生回数が少しずつ増えていきました。ただし、再生回数が伸びるのは配信直後の数日間だけであり、その後は20~30回程度で再生回数は止まったままになります。☆ その後、10数曲のアルバムを2度配信しましたが、どの曲も1曲目と似たり寄ったりの二桁の再生回数であり、良くて三桁の前半というところでした。音楽配信を始めてからまだ間もなかったですが、「今のままでは埒が明かない。次の曲でいったん音楽配信は止めよう。まず告知する手段を持たないといけない。(その時取りかかっていた次の配信予定曲の)アレンジはひとまず止めて、とにかく『告知』の方を先に何とかしよう。」と考え、とりあえず今回の挑戦(音楽配信)は「この曲で最後にする」と決めて、「地上の星」という曲を配信しました。☆ ところが、この「地上の星」がそれまでとは比べものにならないほどのスピードで再生されていき、一日の再生回数が100回を超えた日もありました。その頃の私の配信しているすべての曲の一日の総再生回数は0回でした。2回でもあればスゴイことなのに、一日(しかも1曲)で100回は信じられない数字でした(この曲は後日tune coreより「1000再生を突破」の知らせがありました)。☆ このことによって「告知する手段を持っていなくても、作品によっては再生回数が伸びる」ということがわかったので、「また(このまま)音楽配信を続けよう」という気持ちになっていました。☆ そして、次に配信したのが現在配信しているアルバムの1曲目の「彼女」でした(この時はシングルとアルバムの両方で配信していました)。 この「彼女」は「地上の星」以上の爆発力があり、あっという間に、シングルだけで400回を超えており、「地上の星」の再生回数が1400回ぐらいだった頃に、「彼女」のシングルとアルバムの合計数は「地上の星」より数百回多かったような記憶があります。 なお、再生回数は依然として二桁の曲が多い中、三桁の曲がいつの間にか増えており、2024年4月にはtune coreより「1万再生を突破!小鳥遊青」の知らせも頂きました。☆ その後、昨年(2024年)の暮れですが、この時点で更新の期限が到来していた配信曲はすべていったん終了させることにしました。というのは、タイトルその他内容(アレンジ)を一部変更した曲が数曲あり、それらの曲を再配信するには現在配信している曲は終了させなければならなかったからです。そして自分なりに選曲した曲を再配信しました。それが現在配信しているアルバムです。☆ 私の配信曲はノートパソコンと音楽ソフトで制作した簡易なものなので、総額、数百万円あるいは数千万円あるいはそれ以上の音楽機材、設備のもとで制作された楽曲の後に私の曲を聴くと、あまりのクオリティの差に愕然とします。☆ 多くの曲がある中で私のような者の曲をわざわざ選んで聴いて下さっている方々には、「(こんなクオリティで)申し訳ない」という思いと「(選んで頂いて)ありがとうございます」という感謝の気持ちになります。☆