Luminousのジャケット写真

歌詞

Apnea

黒咲ルシア

沈んでゆく 水底に溶けるように 音もなく

呼吸の熱も かすかな光も 溢れてく

闇に呑まれ

伸ばした指先で触れた

泡のように僕も散れたなら

いつか見た光を追いかけて

暗い世界の底でも 僕は探すよ

例え息も鼓動も続かなくとも

だから最後にまた

夢を見せて

暗闇に 目が慣れてゆくほど 苦しくて

閉じた瞼の 裏に張り付く 淡い色も

眩しくて

冷たさが僕を包んで 腫れたこの心を隠すから

息をただ吐いて 沈めたらきっと

楽になれてしまえると

このままどこまでも 暗い世界で

息を止めて 沈んで 波に身を任せ

いつかのあの青い光も

夢に溶ける

響く音もないこの小さな部屋で

忘れた頃にまた扉叩くように

胸の鼓動 僕を押し上げるように

鳴り止んでくれないの

だからきっと僕はまた 君を探すよ

この寒い世界の中で 灯る光を

最初に視た夢を

暗いこの海の底で 僕は生きるよ

この鼓動が息も熱も尽きるまで

空の色を見せて

夢でいいから

夢でいいから。

  • 作詞者

    Riez

  • 作曲者

    Riez

  • ミキシングエンジニア

    Kainé

  • マスタリングエンジニア

    Kainé

  • ボーカル

    黒咲ルシア

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アニソン系Vsingerとして活躍する黒咲ルシアの活動5周年を飾る初のフルアルバム。彼女が5年間の活動を通じて巡り合った7名のコンポーザーが楽曲提供を行うことで、ロックからチルアウトな楽曲まで多彩なジャンルを楽しむことができる。また、1stシングルから3rdシングルの楽曲を再収録し、Luminousバージョンとして収録。幅広いジャンルの楽曲を歌いこなす歌唱力と、5年間の成長の軌跡が感じられる記念すべきアルバムとなった。

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