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いま、一部の音楽マニアの間で静かに話題になっている名前がある。
SMASH POTATO――出どころ不明、詳細不明。けれど、確かに耳に残る。
どこにも情報はないのに、
誰かが「すごいのがある」と言い出し、
その噂がじわじわと広がっている。
音源はある。
アルバム『SMASH POTATO』と題された全10曲。
「アクセル GO!」は、爆発的なテンションで走り出し、
「カフェの片隅で」は、何気ない日常に潜む感情を丁寧にすくい上げる。
「酔いどれパーティーナイト」から「名も無き孤独な兵士」まで、
どの曲も、やけに今の気分にフィットする。
そして最後に残るのは、タイトル曲「SMASH POTATO」が放つ不思議な余韻。
聴いた人は口を揃えて言う。
「なんか…いいんだよね。でも、よくわかんないバンドなんだ」
検索しても出てこない。SNSにも公式はない。
けれど確かに、どこかで鳴っている音楽。
SMASH POTATO──
もしかしたら、いまこの瞬間だけ存在している、架空のバンドかもしれない。
でも、聴いたあなたにとってはもう、それがすべて。