Lyric

子供の頃、秘密基地、作ったよね？

意味なんて何もなくってさ

あの頃は無邪気に楽しめた

遠足のおやつ、二千円分バックに詰め込んでさ

死んだ魚のような目をした先生から怒られて、その背の後ろで笑ってた僕ら

それなのに、いつしかくだらないと思っていた大人たちと同じ死んだ魚のような目して今を生きている

やりたくもない、そもそもやる必要もないことに精を出してる

命を捧げたいと思い、守ろうと誓った存在からも逃げ出して何やってんだろうね？

急ハンドルで不正解にぶっちぎっていく僕ら

自分だけが馬鹿なふりしてて、それでもいつも周りは優しくて

内心では自分が天才だって根拠なく確信してた

何かになる必要なんてはじめからないって

ただ子供の頃のように自分が最強だと思い出せばいいだけ

たとえ忘れても、何度でも思い出せばいい

逃げ出したって構わない、だってその道はただの回り道に見えるだけで自分だけの道

ほんとの自分へと繋がるための大切な虹色の道

だからまた一緒に作らないか、秘密基地

いつか幸せになるんじゃなくて、本来の自分を思い出すことこそが生まれてきた理由

善も悪も勝利も敗北も成功も失敗も正解も不正解も幸運も不幸も

そんなものは、はじめから存在しない、自分で都合よく決めつけていただけ

真の自由はここからはじまる

すでに始まっていたことを思い出せるから

だからすべてを笑い飛ばして生きてゆけばいい

誰もがその心に自分だけの秘密基地を持っている

終わらない輪廻の中で、必死に遊んでいる