歌詞

本当の自分を生きてみたいの？

ほんとの本当に？

このままの人生でも何の問題もないのに？

…そう、ついにその覚悟ができたのね。

だったらすべてを手放す必要がある。

何を？　どうやって？

それは自分にしかわからない。

ひとりひとり違っているから。

ヒントは自分がやりたくないこと。

本当は嫌だな、そう思いながらやっていること。

仕事、勉強、家事、育児、介護、健康、人間関係。

とにかくありとあらゆること。

それらを手放すなんて無理だよね、だから無理しなくていいよ。

自分をゆるし、受け入れ、手放せる人は全体のごくわずか。

残りの大勢の人たちと一緒にいるほうが安心だからそうするといいよ。

みんなと同じように勉強して、仕事して。

孤立するくらいなら嫌いな奴とも一緒にいないとね。

どうせ人生の最後は、元の木阿弥だから。

……それじゃ遅い？

怖がりでいつも未来に怯えて、後悔で過去ばかり振り返ってるのに？

少しでもいい学校に通って勉強しないといけないんでしょ？

お金がないと何かがあったとき困ると思ってるんでしょ？

少しでも偉くならないと悪い奴らの言いなりなんでしょ？

常にいいことをし続けてみんなから尊敬されてないと不安なんでしょ？

家族や組織の中じゃないと生きていけないと思ってるんだよね？

起こるかもわからないことを気に病むのが好きなんじゃないの？

ちがう違うそうじゃない？　一生懸命頑張ってる？　おかしいのは周り？

それじゃあ、なんでいつまでたっても幸せになれないの？

……まだわからない？

自分本来になることが幸せの始まり、だからこれまで抱えきれないほど溜め込んできたものを手放さないといけない。

それには時間がかかる、わかるでしょ？

本当に幸せになりたいなら焦らなくていい。

まずは自分に素直になることでしょ？

そうして一つずつ手放していけばいい。

それをしに生まれて来たんでしょ……思い出した？

……もうわかるでしょ？