Lyric

駅のホームで腰掛けた　視線の先に

待ってましたと言わんばかりに　言葉巧みなピンクの魔法

心臓の鼓動　体に血が巡り渡るたびに

頭の中に浮かぶ景色は　そんな甘い色じゃない！

強がってはみましたが　迷い込んだこの街で歩く朝の

甘い色の先に想うのは　あなたのことばかり

指先で触れたなら　瞬く間に溶けていく

一口に飲み込めば　遠い夢に消えていく

言葉にしたらこの足は竦む

ならこの街の色に全てを託そう

今日で終わらせなくていい

二人の始まりを作ろう

揺れる電車の行先の言葉は読めなくて

毎日通る同じ場所は　同じようで違う場所

肩に掛けた鞄はまるで繊細な飴細工

落とせば花火が割れるみたいに

ほら壊れてしまう

日常を変えてしまう　なのにどこにだってある

こんなものがあなたの特別になりたい心の形と知った

ポケットに隠したら　次の朝には消えている

前を向け　歩き出せ

未来はいつだって逃げていくばかり

心を言葉で届けることは　難しいことだから

今日ならば少しだけ進める

指先で触れた後　瞬く間に溶けていた

一口に飲み込めば　遠い夢に消えていた

言葉にしたらこの足は竦む

ならこの街の色に全てを託そう

今日で終わらせなくていい

二人の始まりを作ろう