君と紫煙のジャケット写真

歌詞

君と紫煙

博聖

ありがとじゃなくてごめんねを

またねじゃなくてさよならを

自分にしか聞こえないように

君は呟いた

嘆息するとはこのことか

夜の街並み、塞ぐ目にも浮かぶ

柳眉倒豎の君

時計の針を

巻き戻すことはできないけど

僕らの時間は

壊れたそれみたいに動かない

ピアノみたいに

古びても美しくありたい

詩的な構想が塞ぐ目に落ち続けてる

今日が最後と分かっていたなら

きっともっと肩に触れただろう

こんなものを吸っている

場合じゃなかった

バツの悪さと安堵の色が

同居した君の顔

紫煙まじりの

ため息、言の葉にならなくて

赤い頬と澄んだ目が

同居した君の顔

残り一本の紫煙製造機をゴミ箱へ

煙の嫌いな君の前では

一切吸わないで

自分が嫌いなあの日

ベランダ隠れて吸ったんだ

悪いことしてる子供

みたいな気持ちになっていて

引き出しの奥に隠していたんだ

今日が最後とわかっていたなら

きっともっと好きを伝えただろう

こんなものを吸っている

自分だけれど

バツの悪さと

求道の色が同居した僕の顔

閉口する間の抜けた顔が

君の目に映っていた

この助手席に君が座ることは

もうないってこと

濡れるその髪を乾かすことは

もうできないってこと

バツの悪さと安堵の色が

同居した君の顔

紫煙まじりのため息

言の葉にならなくて

赤い頬と澄んだ目が

同居した君の顔

残り一本の紫煙製造機をゴミ箱へ

未来の不安と

渇望が同居した君の顔

笑わせようと考えた

言の葉も全部無駄でした

伝う涙と歪んだ笑みが

同居した君の顔

ため息と共にそれを吸い込む

本数も増えました

  • 作詞

    博聖

  • 作曲

    博聖

君と紫煙のジャケット写真

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    君と紫煙

    博聖

塞ぐ目にも浮かぶ、柳眉倒豎の君。

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