Lyric

霧の国　目覚めの鐘が鳴る

琥珀色の光　石の壁を撫でて

遠い昔のまま　眠る街並み

時の縫い目に　そっと触れた朝

森は語る　誰も知らぬ言葉で

風が枝を揺らし　記憶を呼び覚ます

鏡の湖に　雲が流れ込み

空と大地が　一つに融ける

夢の縁を歩く　忘れられた名前の旅人

草原の先に まだ見ぬ答えがあるなら

この胸に灯る　淡い火を頼りに

果てなき地平を　越えていこう

古い歌が　石畳に残ってる

靴音に溶けて　誰かの祈りになる

まだ眠らない　明るい夜空見上げ

永久に続く　旅を感じてる

朝のカフェ

パンの香りとゆるく流れる音楽

店先の猫がゆっくり伸びをして

知らぬ街が少しだけ馴染んでゆく

夢の縁を歩く　静かなる世界の片隅

草原の先に　まだ見ぬ答えがあるなら

風の地図に従い　心のままに

私はまだ　その扉の外

まだ眠らない　明るい夜空見上げ

永久に続く　旅を感じてる