Othello Front Cover

Lyric

Othello

aban de morden

黄昏を 通り過ぎて

色めきだす 雑多な街の片隅で

いつもの愚痴を吐いて 酒をあおる

食欲旺盛な君の

首筋に張り付く黒い髪

欲張りと 言わないで

街灯が 僕らを舞台に立たせる

これこそ運命なんだと 焚き付けて

「呑みなおそうよ」と上ずる

声だけ夜空に溶けてく

少しの嘘 高鳴る胸

夏の夜は 淫靡な黒

もう少しだけそばに来てと

目を伏せ

倒れこんだ 髪の匂い

露わになる 神秘な黒

まどろんで

愛というには

少し苦みが足りない気がする

恋というには

きっと刺激を持て余している

こんな夜更けに

君の声を思い出してるのは

どうしようもないほど

とても君に夜が似合うからで

短い夏の夜を泳ぐ

痛みもすべて抱いていたい

誰より 君の頬が 君の声が

ぎゅっと 掴んで

時計の針が目を逸らす

今日を ずっと

忘れてしまえたなら

それでもいい どうでもいい

上目遣い 震える肩

月明かりに たわわな白

網戸越しのサイレンさえ かき消す

さよならさえ 言わぬが花

皺が寄った シーツの白

ねえ こっちを見て

愛というには

少し苦みが足りない気がする

恋というには

きっと刺激を持て余している

こんな夜更けに

君の声を思い出してるのは

どうしようもないほど

とても君に夜が似合うからで

しじまを纏い夜を泳ぐ

みだらな今夜に さようなら

  • Lyricist

    Kouhei Ikeda

  • Composer

    Kouhei Ikeda

Othello Front Cover

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    evening

    aban de morden

  • ⚫︎

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    moratorium

    aban de morden

  • 8

    affection

    aban de morden

The fourth piece of the acoustic duo "Abandemorden".
One of the gems spun based on acoustic tone and many experiments. We consistently perform arrangements and mixing to bring out our own characteristics. Incorporating traps and big band jazz, you can feel the evolution of the year, which has become even more colorful.

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