Lyric

日が落ちる頃に 街を夜が覆い出す

昨日までの日々を

溶かす様に包み込む

月は笑っていた

もう終わりにしましょう

そう語る瞳は 輝きを失っていた

どうして 陽は沈むのか

このままじゃ

今日が 忘れられてしまう

希望も潰えてしまう

すべて覆い尽くす夜の闇が

太陽の光を掻き消していく

それを戻そうと躍起になっている

僕を嘲笑うかのように掻き消してく

太陽は語る 朝と夜はいつでも

代わり番こにしか

やって来ないものなのだと

わかってる だけど何故か

胸が痛いよ

忘れたくない 日々が多いほど

時を止めたくなるんだ

脳みそを溶かし尽くす様な

太陽の光が照り付ける

これまでの僕の記憶さえも

溶かしきってしまいそうな気がするよ

涙を流すことを忘れた

太陽は自らの身体を燃やしている

そして月はそんな太陽の熱さを

心地よい物にするためまた昇る

確かにアイツは誰もが惚れる女だ

だけどオレはアイツに

触れることができない

そう言って太陽はまた月を

追いかけるために沈んでいく