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Marionette は、甘さと毒が静かに同居する “dark bubblegum pop × alternative urban” の中心へ深く沈んでいくアルバムです。
やわらかな声と半分囁くようなラップ、ゆがんだトイピアノ、微細なグリッチ、重心の低いサブベース。
そのすべてが、心をゆっくりと操るような中毒的な感情を形にしています。
一曲ごとに描かれるのは、
「抗えない引力」「甘い依存」「優しさに溶ける痛み」「影に触れてしまう夜」。
恋がただの感情ではなく、“支配” や “降伏” に近い形で胸に落ちていく、その一瞬の温度を音として閉じ込めました。
イントロの呼吸の揺れ、ラップの反復、サビのすれ違う切なさ。
どの細部からも “崩れていくのに求めてしまう” 心の奥の動きが滲み出します。
タイトル曲「Marionette」はその象徴で、
触れない距離のまま心だけが引かれていく、
自由よりも “あなたに動かされたい” と願ってしまう、危うくも美しい感情を描いています。
甘いのに苦い、苦いのに離れられない。
Marionette は、そんな心の真夜中を静かに照らすアルバムです。
名前のない音。感情の残り香を、そのまま歌にしているだけ。 ジャンルも形も決めない。ただ、心が動いた瞬間の“記録”。
Blue Letter Records