歌詞

君がひとりで　苦しそうに

咳き込んで　眠れなくて

いつも冷たい　その小さな手は

昨日よりも　ずっと熱くなっていた

昨日よりも　ずっと熱くなっていた

次の日の朝　ママは会社に電話かけた

「すみませんが　今日も休みます」　と

何も悪くないけど　仕方のないことだけど

「迷惑かけた」と　また　うつむいていた

また　うつむいていた

それなのに　僕は会社に行く

いつもよりも　早く帰れるようにするから

君の熱が下がるのは　ずっと先になるから

次の日のためにママは　実家に助けを求めた

実家に助けを求めた

いつものように　笑ってほしいのに

つらそうに　赤らむその顔

ぼっとして　つまらなそうにして

何をしてても　微笑んでくれない君

今　君の熱は　きっと

体のなかで　ずっと

何かと　戦っているのさ

新しい朝を　むかえるため

君がひとりで　苦しそうに

咳き込んで　眠れなかった夜が明けて

やがて　熱はさがっていた