歌詞

子供の頃は皆躊躇いもなく蟻を

踏み潰して歩くが

誰も罪なんて感じないのだ

大人になればなるほど

大人がわからないよ

嫌でも「はい」と頷いて

生きてりゃいいのだろうか

ただ希望論ばかり並べた

理想だらけの話はもういい

やりたい事、やるべきことは

わかってんだよって

手を叩いて笑っておくれよ

今時音楽なんて

続けること自体馬鹿らしいと

中指を立てられるから

なんでもないふりしては

苦しい悲しいと嘆いた

僕らの声なんて

どこにも届きはしないみたいでした

なんだってんだ命は

僕の人生はどこにも逃げ道がない

吐き出すため息が

冬の空を綺麗に映してる

大人になった僕らは

躊躇いもなく嘘を

吐き散らして生きるが

誰も他人なんて信じないのだ

大人になってから一つでも

出来た事があったかな

子供の頃は夢を見ているだけで

日々が楽しかったと

思えていた筈なのに

ただ息を吸って吐いて食べて

寝てを繰り返してまた呆然

転がり始めた日の事を

覚えているだろうか

命は削っていくもので

時間は過ぎていくもの

今更健気を気取ったって

誰も気に留めてはくれなくて

この世に残せる声なんて

今ではもう

どこにもないとわかったよ

なんでもない日々だけど

苦しい悲しいことばかり

生きる意味なんて今の私には

わかりませんでした

明日がないわけではない

だけど生きていたいと

思う事もなくて

この糞にまみれた人生に

ケリをつけてやろうか