Lyric

果てのない空の下で　あなたは色を紡ぎ

涙拭いて　さあ歩き出す

ずっと前から　見守ってきた

人の強さ　儚ささえ

風の向こう　きらめきが手を振って

「おはよう世界」　無邪気な顔で

朝と夜が溶け合うように

物語　終わらない

モノクロに見えた空は　いつしか　あなたの色

この世界は今　始まるの

さよならはまだ言わない　足跡が続いてゆく

ありあまる新しい未来まで

“たまご”の中　鼓動が願う

鳥籠から　飛び出すこと

翼広げ　動いた時計の針

記憶の海と　繋がっている

巡る季節　鮮やかで

命の音　止まない

重なる夢の果てまで　届いて　あなたの声

途切れた日々　また綴ってく

永遠なんていらない　欲しいのは明日の詩

流れる時の中で瞬いて

零れた心の雫

雨上がりに似た瞳

夢に乗せて伝えたい　言葉にならない想い

目覚めても忘れない

眩い光に触れて　奏でる　あまたの色

朝が輝いて　動き出す

握り締めた手のひらに　遠ざかる夜の欠片

巡り来る始まりは終わりから