行方不明のジャケット写真

歌詞

港/BLIND

Waku

ひとつの俺の全てにみんなが含まれている

ひとつのこの港には水が流れているから

気にしなけばどこにもないよ

気にしたならばどこにもあるね

慈悲もないほど俺の縮図が現前にただ俺を見つめている

君は柵を越える

腰掛ける俺は埋め立てられた土地の上に立ってる

流木を海に投げ返す

未来が過去に問いかける

寂しさを感じてたけど今は大丈夫

それも許されるような気がした

この景色が必要だった

港に全てあったんだ

調和を求めている俺は

みんなが一つになる場所が

船が沖へ出るみたい

俺も帰らなくちゃいけない競争あふれる世界へ

でも息抜きで終わらせちゃいけねえ

二項対立させたがる人間

その前提は変えられないけどね

港に来て何かが変わった

逆も然り懐疑的な立場

反対にあるようなものも似てる

港は調和が生まれ溶け合ってる

もしかしたら生まれた街と遊ぶ街も

自由から生まれる二項も

2文字も3文字も変わらなくて

あなたと君もすれ違ったことがあるかもしれない

それをいつか知るかもしれない

俺と社会もそうであってほしい

この景色が必要だった

港に全てあったんだ

調和を求めている俺は

みんなが一つになる場所が

船が沖へ出るみたい

俺も帰らなくちゃいけない

競争あふれる世界へ

でも息抜きで終わらせちゃいけねえ

I’m War Youthでもその先何ができるか考えてる

募金にしてもそのお金がどのように渡るのか知らないから不安だ

安楽死のように意思があるならそれを認め死にゆく姿を見届けるのが優しさだ

でも戦いたくない人がいるなら翻訳機に頼んで届ける言葉

洗脳された人は?救えない

悪夢で目が覚める重い汗拭えない

グレーな視界死ぬ時に恐怖に満ちて若い頃の俺と目が合うのだろう

世界は回ってる俺はずっとここにいる爆発音で寝れない

変わらず東京は眠らない

戦地でのレイブそこに爆弾が落ちる

報道が務めを果たす

傍観者は徴兵されるかどうかが焦点

そんな食い違いに沸々と怒りが湧いてくる

どっち側に立つか?そんなこと聞いてない

俺は見てしまった聞いてしまった

見て見ぬ振りをするな

だからどこか遠くへ

俺の近い周りの話をしよう

  • 作詞

    Waku

  • 作曲

    Dot Vintage, Hvsh da D.E.W, Eddy

行方不明のジャケット写真

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行方のデラックス版に位置付けられる新アルバムが到着。War Youth in this countryから始まった時間軸を持った作品群の最終作。

アーティスト情報

  • Waku

    物事を遠くから見つめるような歌詞と日常的、直接的な表現の組み合わせによって生み出される彼の哲学は現代社会に生きる多くの人を惹きつける。自身を「犠牲」や「媒体」とするその姿勢には他者に対して委託をする意思と自己が等身大であることを強調していることが垣間見える。クリエイティブ集団ToTを牽引するWakuは何を見つめ、何を為すのか。

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ToT

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