行方不明のジャケット写真

歌詞

血統

Waku

家族みたいな友達

簡単には言えないな

俺の家族は特別なんだ

君の家族ももちろんそうさ

白い布に流す赤い血

そして気づく

最後は流さず繋がり

巡りをやめて最期

血の繋がりは認めなくちゃ

社会の指図は受けずにさ

これがただの文句に聞こえるなら

それだけ共同主観化されてるさ

小さい時から短髪な女性

「制服は老害の性癖だ」って

あの家でカミングアウトしてたゲイフレンド

そうゆう場を設ける必要はあったのか?

もちろん君のせいじゃない

どこか強制されてる気がしただけ

家父長制の社会がそうさせた

今を生きる俺らにできることは?

文脈を知る

その上で思う

社会がその人の性格を決定する

その人じゃなくて彼女という存在を自慢している彼

彼女を作れっていう強迫観念も多分社会が決めたこと

タトゥー入ってる人とは関わるなってたくさん言われてきたけど

俺がカナダに住んでたときの優しい友達めっちゃ入ってるし

10歳からの幼馴染は目指している彫り師変わらずな友達

社会に出るのは確かさでも場所と環境でタイミングが変わるのなぜか

一個下のキャバ嬢

ガキできたあいつには電車で会えない

みんな違ってみんないいけど

みんな違うのはなんでなんだろう?

みんな違ってみんないいけど

みんな違うのはなんでなんだろう?

だから拒んだただの甘えじゃない

間違いなく金なら稼ぐさ

これで間違いを正した分せっかく港に行って得た一つの答えも

無意識に社会が決めたことなら失敬

俺の本心はどこに波のように

変わり続ける規則性

この血の巡りに疑問を投げるのさ

でも変わることのない血筋

家訓とか背中に

だから入れるんだ背中にタトゥー

見てた背中もいづれ見せる側

血の繋がってない人と家族になること

知れば知るほど不思議に思うけど

縛らない愛ならば素敵だな

過去がある分強く思ってる

友達みたいな家族

簡単に言えないな

俺の友達は特別なんだ

君の友達ももちろんそうさ

白い布に流す赤い血

そして気づく

最後は流さず繋がり

巡りをやめて最期

1人に慣れた俺を

包み込んだ友達ありがとう

  • 作詞

    Waku

  • 作曲

    PDUB

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行方のデラックス版に位置付けられる新アルバムが到着。War Youth in this countryから始まった時間軸を持った作品群の最終作。

アーティスト情報

  • Waku

    物事を遠くから見つめるような歌詞と日常的、直接的な表現の組み合わせによって生み出される彼の哲学は現代社会に生きる多くの人を惹きつける。自身を「犠牲」や「媒体」とするその姿勢には他者に対して委託をする意思と自己が等身大であることを強調していることが垣間見える。クリエイティブ集団ToTを牽引するWakuは何を見つめ、何を為すのか。

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ToT

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