行方不明のジャケット写真

歌詞

ヴィクターズにて

Waku

そんなやつはほっとこうよ

安酒を煽る俺と

冷凍のお通しと

動かない石と

黄色い脈を

思ってもないことも言っちまうんだ

鏡の前の自分過去じゃないのさ

それが消えてもそこにいるんだ

側から見たら行方不明でも俺には確かな行き先があるのさ

マスと天秤にかける金を稼ぐことはマストだろ?

前作を鏡に映した姿がこれだぜ「行方」

俺の言葉の蓄積お前にブッ刺さってるだろ

だって自慢も自己愛も歌ってないだろ

スタンスは潰れないバーのマスター

聴衆もバカな奴が多いからもう吹っ切れたさ

ダサいやつがダサいやつを呼んで埋めるデカい箱

White cubeの意味もないほど埋め尽くされた作品

全体を見るほど誰にも理解されないこの孤独

ガキの頃ははったりで文句

今はマジ

皮肉な話

でも巷じゃ越えるノルマ

一度水を得た俺は港から出港するノアの方舟だな

冷めた夜を見つめてる君はdrank

妙に静かでジョーカーを彷徨うトランプ

船酔いしてるみたいYou’re drank

水を飲めよYou’re drank

君の言葉虚言か本音か

俺は坂を下るスケーター

あの時ちぎれた糸に関してはほつれたシャツから

糸を取り出して繋ぎ止めたさ

血をめぐるアルコールそれと周りがそうさせたんだ

まあ君は優しいから言えないんだろう

記憶の中エディンバラ

歴史を辿ろう

だから俺もあえて聞かないよ

君の喉から手が出るほどまず俺は喉を乾そう

お互い水漏れするほど

辛い思いはどこにも流すなよ

人には期待しない生き方失って悲しいのは片手ぐらいさ

パタって会わなくなる人が溢れてる

俺は会いたいけど相対することもなくさ

何か悪いことしたこともないし君も多分そう思ってるんだろ?

さって倒れたあいつ

病院送り

バタって倒れたお前

ただの酔っ払い

引っ叩く

ああもう全部気にしてる

過ぎ去った女性

新しい恋人とのインスタ見てはそこに俺が上がったことないことも思い出して

傷つくための関係

俺に必要だったね

夜道に轢いた猫に酒を供えて

帰り道に勘繰り地獄に備える

止められないけどすれ違うから堪える

診断は知らないが俺はまだ答えない

「おいどうした」ってダチが言う

Cuz I’m drank

確かに俺向かってる

I’m drank

だけどそれてるような目線をもらう

  • 作詞

    Waku

  • 作曲

    Hvsh da D.E.W

行方不明のジャケット写真

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行方のデラックス版に位置付けられる新アルバムが到着。War Youth in this countryから始まった時間軸を持った作品群の最終作。

アーティスト情報

  • Waku

    物事を遠くから見つめるような歌詞と日常的、直接的な表現の組み合わせによって生み出される彼の哲学は現代社会に生きる多くの人を惹きつける。自身を「犠牲」や「媒体」とするその姿勢には他者に対して委託をする意思と自己が等身大であることを強調していることが垣間見える。クリエイティブ集団ToTを牽引するWakuは何を見つめ、何を為すのか。

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ToT

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