藤は夜に匂うのジャケット写真

歌詞

藤は夜に匂う

Harurun

あどけなく零れる月

戯るように

惹かれるがまま

ぬるい風が袖を引く

ふいに

狂おしく誘う花の息

白く浮かぶ薄紫の影

ねえ

早く、いらっしゃい

紫に溺れて

薫りに呑まれて

はらりくらり

とろりじんわり

爛れてゆく春の終

しめやかに滴る夜

絡みつくように

囚われるがまま

香りの蔓が素肌を這う

やがて

嫋やかに絞める花の檻

黒く沈む紫の奈落

ああ

もう、還しゃしない

紫に溺れて

薫りに呑まれて

はらりくらり

とろりじんわり

逃れえぬ紫の私

罪深く匂い立つ宵

戒めるように

縋るがまま

冷たい御簾が阻む

ついに

決して触れられぬ

遠く霞む紫の果て

ああ

こんなに近いのに、届かない…

春が朽ちて

夏へ堕ちる

虚な目に映る

この紫は誰?

  • 作詞者

    Harurun

  • 作曲者

    Harurun

  • プロデューサー

    Harurun

  • ソングライター

    Harurun

  • プログラミング

    Harurun

藤は夜に匂うのジャケット写真

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    藤は夜に匂う

    Harurun

『藤は夜に匂う』は、和笛を思わせる響きとダークワルツが交差する、幻想的なゴシック・アートポップです。
艶を帯びた女性ヴォーカル、弦の高揚、じわじわ迫る展開が、藤の香りに潜む欲望と禁忌を描きます。
夜の静けさの中で、少し危うい夢へ沈みたい時に聴いてほしい一曲です。

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