…
3日経てば煙草はやめれるらしいが
君のことは忘れられそうにないよ
冷え込んでくるから
『体には気をつけて』
なんてLINEもできなくなったね
いつも突如にやってくる別れの合図に
気付くことなんてできやしないのさ
あの有名漫画のお話みたいに
未来なんか読めやしないのさ
君の今の彼氏と
僕を比べてみてよ
なんて最低なことは言わないからさ
1度だけ僕の願いを聞いてくれ
君の生きた人生の
登場人物欄に
端っこでも、隅っこでも
僕の名前がありますよに
君と僕の別れが
小説から消えないように
少しずつ、少しずつ
有名になって歌ってみるからさ
行きつけの自販機を喫茶店と呼ぶ癖は
ずっとずっと使ってて欲しいな
僕の知ってた君が
僕の知らない君に
変わっていくことがとても怖いんだ
いつまで経っても
ふたりのままでいよう
なんて言葉はとっくに忘れたのかな?
あの時の君が好きだった
君の生きた人生の
登場人物欄に
端っこでも、隅っこでも
僕の名前がありますように
君の嫌いな言葉は
一つも言ったりしないから
少しだけ、少しだけ
君の小説に載っけてくれないか
…
ありふれたラブソング
ふたりで書いたあの曲の
最後の台詞は決まってなくて
君ならなんて書くのか考えてる
僕らだけの作詞した
ノートに書いてあったのさ
君らしい優しい言葉で
君らしい可愛い文字で
君の生きた人生の
登場人物欄に
端っこでも、隅っこでも
僕の名前があると願ってる
君と僕の別れが
良い方向に行くように
少しでも、少しでも
ハッピーエンドでで終われるように
君の生きた人生が
素晴らしいと思えるように
少しでも、少しでも
僕との別れを捨てておくれよ
君の書いたあの言葉を
最後にもってきてみたよ
ありきたりな言葉でも
僕は君を今でも
愛してる
…
- 作詞
良紀
- 作曲
さゆに!
さゆに! の“君の小説”を
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