※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
過剰に整形された現代ポップスの無菌室的なスタジオ加工や人工的な完璧さを徹底的に焼き尽くした本作は、100BPMの緩やかなアフロポップの推進力と現代R&Bのスローバーンな叙情性が融合した、生々しく親密なコンテンポラリー・アフロフュージョンです。イントロの最初の10秒で、耳に残る陽光に曝されたナイロン弦ギターのオフビート爪弾きと、完全に乾いた至近距離のハスキーな男性ボーカルによる独白フックが同時に急襲。聴き手を一瞬にして密室へと監禁します。過度な音圧に頼らず、皮下に響くトーキングドラムの有機的なリズム、深層を支える柔らかなサブベース、そしてジャズの和声を孕んだエレピの密度変化だけで胸を締め付けるダイナミズムを構築。特筆すべきは中盤のブリッジ以降で発動する「リズムの欺瞞」です。歌詞の描写と同期してグルーヴが不条理なハーフタイム・フィールへと変調し、心地よい時間錯覚を植え付け、最後は完全遮断の極致へ至ります。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。