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アルカ(Arca)やワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(OPN)の音響哲学に共鳴する、極めて前衛的で実験的なエレクトロニック・トラックです。
雅楽の龍笛(りゅうてき)による微分音的なメロディと、アフリカン・ポリリズムの12/8拍子が、深く沈み込むD1チューニングの808サブベースやトラップのハイハットと衝突し、全く新しい音像を生み出しています。西洋の音階を完全に排除し、異なるルートを持つペンタトニックスケール同士を意図的にぶつけることで、アフロフューチャリズムと日本の伝統音楽が交差する異次元の空間を構築しました。
テーマは「無重力の宇宙空間と、未来から来た雅楽」です。「宇宙に『上』はない」という哲学的な語り出しから始まり、スネアの代わりとなる箏(こと)のサンプリングや、1拍目のみに強烈に打ち込まれる太鼓など、ルールに縛られない自由な音の配置が光ります。「どこにも属さない音が一番遠くまで届く」という歌詞のメッセージをそのまま体現するような、重力的かつ無重力なディコンストラクテッド・クラブの傑作です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。