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キャラメルパンチ サブYouTubeチャンネル【塩で焼いて唄う】にて韓国の伝統料理"スンデ"を食し、更に韓国ではポピュラーな飲み物である"シッケ"と"スジョンガ"を飲んだ感想がこの歌である。スンデが高麗時代(918~1392)に北方からのモンゴル軍侵入とともに伝わったモンゴル式腸詰という説があることから軍歌色の強い曲となった。
チャンネル内で石井が「問題作」というだけあって群を抜いた奇抜さで突き抜けている。どんなにキャラメルパンチを好いている人でも疑問を抱くことは想像に難くない。韓国テイストの言葉遊びやアジア大陸をイメージするようなサビのモチーフも勿論耳に残るが、軍歌をロックで表現するにあたりエレキギターのツインのオブリガードが前のめりで際立つ。ギターソロはシンプルだが上物アレンジの大部分をエレキギターで完結させた石井の覚悟がそのニュアンスから伝わってくる
。
曲調に加え普段の楽曲よりもボーカルのピッチをボトムに落としたことで普段はあまり聴くことの無い声色も新鮮だ。そして明らかにふざけた歌詞ではあるがよくよく読み直してみると平和を望むメッセージソングとなっている。ただただふざけてお終いではなく楽曲を生み出すことに少しでも意味をもたらしてくれる所がキャラメルパンチらしい。ボーカルレコーディングの際は腕を振りながら唄うことで魂と力強さを声に込めたと石井は語る。
そして改めて想うのは、「この曲を聴いて一体誰が喜ぶのだろう」ということだ。
2007年、石井ユウジ(Vo.Gt)が日本一周ストリートライブを敢行中、松本駅前で日本全国放浪の旅中のタンクボール(Ba)と出逢い、2年後の2009年キャラメルパンチを結成。サポートドラマーとしてシュウゴ(YKJ)を迎える。 ズバ抜けた熱量のライブと熱くストレートなメッセージソングや熱くコミカルな楽曲の数々は、観るもの聴くもののハートを掴んで止まない。 現在に至るまで、井上良輔、堀内翔平と2回のドラムメンバーチェンジを行うが現在は初期のメンバーに戻り、唯一無二のキャラパンスタイルの追求に猪突猛進中。 一言で言うならば、体育会系正統派スリーピースロックバンド。 情熱の先へ、突き抜ける蒼を見に行こう!!
Hooky Records