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「白墨のロンド」は、新宿東口の伝言板で書かれない自分の宛先を見ながら、白墨を取らないことを選ぶ夜を描いたミディアムテンポのシティポップ。
土曜の夜の黒板、知らないイニシャル、八時を過ぎる時計、消し残る白い跡、そして書かない方を選ぶ指先――公共の伝言板に重なる他人の名前のロンドの中で、書けば届く返事を自ら断ち切る静かな選択を映し出す。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、書けば関係に名前がつくと知りながら、名前のつかない白の手前でとどまることを選ぶ大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやアーバン・ポップが持っていた、都会の夜、待ち合わせ、駅前の喧騒、書くことと消すことの応答を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
チョーク立てに伸ばしかけた指を戻し、黒板に背を向けて改札を抜ける。
小田急の終電が大和まで遠く伸びる夜、書かずに置いて去ることで自分の距離を決める――そんな静かな選択を描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
nanayon music