BALLAD COLLECTIONのジャケット写真

歌詞

雨の日だけ

中村 英彦

窓に流れるあまつぶを

なんとなく眺めていた

忙しく過ぎる毎日に

慣れたはずだったのにな

お気に入りのマグカップも

ソファに置いたクッションも

変わらない部屋の景色が

少しだけ寂しく見える

あなたと歩いた帰り道

コンビニで買った傘とか

忘れていたはずのことを

雨が連れてくるんだ

もう平気だと思うたび

どうして思い出すんだろう

雨の音があなたの声みたいで

少しだけ胸があたたかい

眠れない夜になるたび

二人の時間を辿ってしまう

笑った顔も 困った顔も

昨日みたいに浮かぶから

会いたいなんて言えないけど

まだ少し好きみたい

写真フォルダの奥のほう

消せずに残ったままの夏

見返さないって決めたのに

指が勝手に触れていた

あの日言えなかったこと

今なら素直に言えるかな

「ありがとう」のひと言が

なぜだか今さら苦しい

幸せならそれでいい

そう思えたらいいのにな

雨の音があなたの声みたいで

今夜も耳を澄ましている

遠くなったはずなのに

近くに感じてしまうから

優しさだけを思い出して

少し笑って 少し泣いて

忘れるためじゃなくて

大事にしたい恋だった

次の恋をしたとしても

あなたがくれた言葉たちは

きっと私のどこかで

小さな灯りになるんだろう

雨の音があなたの声みたいで

今でも心が揺れてしまう

それでも明日を迎えるよ

あなたが教えてくれたように

会えなくなってしまっても

好きだったことは消えない

降り続く雨の向こうで

どうか笑っていますように

  • 作詞者

    中村 英彦

  • 作曲者

    中村 英彦

  • プロデューサー

    中村 英彦

  • ボーカル

    中村 英彦

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