BALLAD COLLECTIONのジャケット写真

歌詞

雨の帰り道

中村 英彦

小さな傘にふたり 少し近づいた距離

濡れないようにって 君が笑ってた

どうでもいい話ばかりしてたはずなのに

その時間だけ ちゃんと覚えてる

信号待ちの交差点

肩が少し触れただけで

雨の匂いも街の色も

全部 特別になってた

言えなかったことが

胸の奥に残ってる

あの日の僕はきっと

少しだけ臆病だった

雨が降るたび 君を思い出すよ

なんでもないあの帰り道を

ちゃんと好きだって 言えたなら

今も隣にいれたのかな

濡れたアスファルトに映る

ふたりの影を探してしまう

季節が何度巡っても

君だけは色褪せない

少し湿った空気 窓に落ちるしずく

ぼんやり見てたら 名前を打ってた

送れないまま消して また同じことしてる

こんな夜ばっか 増えていく

傘を閉じた駅のホーム

雨音だけが響いてる

君の好きだったこの季節が

今は少し苦手なんだ

もう戻れないって

わかってるはずなのに

思い出だけは今日も

優しく胸を叩く

雨音だけが やけに優しくて

君の声みたいに響くから

忘れようとするたびに

余計に君が近くなる

「またね」って手を振った

あの日の笑顔を抱きしめて

止まない雨の向こう側で

まだ君を探してる

もしももう一度だけ

会える日があるなら

その時はちゃんと

言える気がするんだ

「ありがとう」も「ごめんね」も

「好きだよ」も全部まとめて

雨が止むその前に

君へ届けられたなら

雨がやんでも 君はいないままで

少しだけ空が明るくなる

それでもまだ この気持ちは

消えないまま 残ってる

降り続いた雨の先に

新しい朝が来るとしても

君と歩いた帰り道は

きっとずっと 僕の宝物

  • 作詞者

    中村 英彦

  • 作曲者

    中村 英彦

  • プロデューサー

    中村 英彦

  • ボーカル

    中村 英彦

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