歌詞

ありふれた今日が、宝物になる

君がいるだけで　ほら　世界は色づいてく

不器用な僕のこの手を　握ってくれた温もり

それだけが真実さ

モノクロの風景　ため息で曇る窓

「特別」なんて言葉　自分とは遠いと思ってた

スクロールするだけのEveryday　同じプレイリスト

心はどこか　立ち止まったまま

君が隣でふと笑った　その瞬間に

世界中の音がメロディになったんだ

見慣れたはずの帰り道も　星が降るみたいに輝き出した

ありふれた今日が、宝物になる

君がいるだけで　ほら　世界は色づいてく

不器用な僕のこの手を　握ってくれた温もり

それだけが真実さ

くだらない話で泣くほど笑ったり

コンビニのアイス　半分こにしたり

そんな何気ない一瞬一瞬が

心のアルバム　埋めていくんだ

言い過ぎた言葉　すれ違う改札

不安に揺れる夜も　正直あったけど

「大丈夫だよ」って君の声が

迷子の僕を　いつも見つけてくれた

ありふれた今日が、宝物になる

昨日流した涙さえ　今は愛おしいから

重ねた時間という名の　パレットで描いていこう

二人だけの景色を

見上げた夜空　点と点を繋いで

君と僕の未来を　そっと描いてみる…

「もしも願いがひとつだけ」なんて

使い古されたフレーズ　口にしたら

君は「あなたの明日が、晴れますように」って

僕より僕の未来を　信じてくれた

この想いを言葉にしたら　なぜか軽くなりそうで

カッコ悪いプライドが　いつも邪魔をするんだ

ポケットの中　握りしめた「ありがとう」

愛ってきっと　完成されたものじゃなくて

不揃いな僕らが　寄り添いながら

ひとつの形を　作っていくことなんだね

やっと気づいたよ　ありふれた

ありふれた今日が、宝物になる

名前を呼ぶ声も　見つめるその瞳も

全部全部　僕の明日を照らす光なんだ

永遠を誓うよ

ありふれた今日が、宝物になる

君といるこの瞬間が　奇跡なんだ

伝えきれない想いは　この歌に乗せて

やっと言えるよ　いつも、そばにいてくれて

本当に、ありがとう