歌詞

■序章

遠い時始　女神は天と語る

輝くエリンに　実り育む神々

ダナーン　トゥアザ　デ　ダナーン

日の落ちる国の子

緑満ち　風は歌った

海を超え来た　人の子よ

秘められし運命　語ろう

神の住む島へ　飢えと血を運ぶ神

永い戦いに　落ち延びる神の子たち

ダナーン　トゥアザ　デ　ダナーン

嘆く精霊たち

宿命紡ぐ　エリンを絡め取れば

黒き髪した　人の子は

杖も持たずに　水晶宮へ

■序章2

闇の底へ追われしもの

呪われたる生き物よ

流す黒き血の誓いにかけて

今こそ鎖は解き放たれた

■放浪

旧き砦に　闇が住む

闇が嵐を　呼ぶ時に

人の子は運命の途を行く

神と精霊が　称える子

遠き旅路を　見守って

西目指し　求めよ運命の杖を

水晶宮へ　その行方知るのは

水晶の龍

■神と精霊と人の子

闇夜に落とされし者の怒り出口求める

人の子に伝えてよ風の精よ

空には怪しく揺らめく闇が光を散らす

茨を踏みしだき天と地の境を

光と影織り交ざり大地は揺れる

闇の血は闇を呼ぶ魔物は集う

闇は翼広げて光を覆う

銀の翼広げて祈れ倡えよ夢を

血の匂い運ぶのは闇の翼

空には弛とう光の帯が讃えよ光

奈落を這い上がる邪悪なる影たち

杖を振れ人の子よ白き夜のため

闇の血は闇を呼ぶ光なき夜

凍りつく白い夜の魔法を解いて

■水晶宮

エリンの島より遥か

海を超えたる地に

人の登ることなき

山は高く

白き雪に閉ざされし

その頂に

清き薔薇に囲まれたる

水晶宮密やかに

クリスタルドラゴンが待つ

遥か遠き水晶宮