大丈夫、僕らには音楽がある (ver.00)のジャケット写真

歌詞

卒業

西 健志

穏やかな日射しが

君の髪を梳かしてく

言葉を探してる君の

瞳がまたあの日を映す

突然に二人きり

幼いまま残されて

帰らない人のことを誰に

聞けばいいかもわからずに

いつの間にか

気遣い合うことで

あの日に目を背け

ひたすら生きてた

その笑顔は

強がりではなくて

まだ心が現在に

追いつけなかっただけ

年月は無邪気に

現実の答え求める

大人の振りをする他に

君を守る術がなくて

ある日君が

飾った写真には

あの頃のみんなが

手を振る笑顔

手を合わせた

君の背中はもう

僕より先に明日へ

歩き始めた

命にまっすぐに

向き合う未来選んだ

悲しみを超えるほどの

優しさに生かされてきたから

ありがとうと

つぶやく君の目に

10年ぶりに見た

きらめく想い

その背中を

みんなが押すように

桜色の風が

高く舞い上がる

  • 作詞

    西 健志

  • 作曲

    西 健志

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デビューが叶わず、57歳になるまで作曲家、アレンジャー、ディレクター、プロデューサーとして音楽に携わってきた男のデビューアルバム(第1弾)、若い頃に描いた曲を中心に昭和の香りがする日本のPOP,ROCKを全14曲収録。同世代に向けて、もう一度やってみようよ!という思いを込めた歌が満載。コロナ禍を音楽とイマジネーションで越えて行こうと訴えるオープニング曲から、ラジオに救われた日々、淡い青春の日々、愛する人にふいに訪れた大病を乗り越えた思いと絆、歩き出す幼い命への応援歌、震災で親を亡くした兄妹の10年の物語、学校に馴染めなかった少年の宝物、夢に手の届かなかった人への人生賛歌などを1本の舞台や映画のようにまとめあげたアルバムです。加えて、反戦の思いを最後に加えました。1曲でもあなたに届けば幸せです。

アーティスト情報

  • 西 健志

    西 健志(にし けんじ) 昭和41年1月29日生まれ

学生の頃から音楽活動を始め、作詞、作曲、編曲、ボーカル、ギターで幾つかの事務所と契約するが、デビューには至らず、レコード会社で制作の業務(ディレクター、アレンジャー)に携わる。務めたレコード会社が経営するライブハウスを運営し、やがて独立して地元の東京都町田市にキャパ250人のライブハウス&CLUB「町田WEST VOX」をオープン、さらにインディーズレーベル「VOX Label」をスタート、宣伝のために相模原市のコミュニティFMで音楽番組を制作。当時は画期的だったインターネットからの動画配信もライブハウス、ラジオのスタジオから行い、地域コミュニティから全国的に拡散する先駆けとして更に多くのCDや番組を制作。
以降もライブスペースの運営、CD制作、ラジオ番組制作を手掛けるが、2021年1月に住居、スタジオを兼ねたLive Bar「福生BASE VOX」が火災に遭い全焼。キッチンカーで働きながら、周囲の人々の助けで制作環境は整えたものの、コロナ禍で店舗の再開は断念し、2022年5月に両親の実家がある福島県浪江町に移住。町の復興にできることを模索しながら初となる自らのCDアルバムを一人で制作、2023.1/29に配信リリース。

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VOX Label

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