

蛍火みたいなフレアが落ちて
天の川さえグリッチした夜
ラムネ瓶に揺れる残光
君の笑顔だけ触れられなくて
線香花火のディゾルブ
触れた瞬間に崩れる
指先の夏がまた遠くなる
金魚すくいのパーティクル
This loop goes on and on and on
浴衣の影に夏が滲む
朝顔咲いたまま
永遠だった
ひぐらし鳴くリピートで
This loop goes on and on and on
花火の波形が消えたとき
私はまだ向日葵だった
蚊取り線香のノイズが揺れる
風鈴だけ頼りに歩いた
縁日の光がフラクタルして
夕凪だけがリアルだった
夕立がラグを起こして
雨粒がスローモーション
世界が一瞬止まったまま
何度もリロードしてる
星祭りのパーティクル
This loop goes on and on and on
天の川だけ巻き戻して
短冊が風にゆるりと揺れる
ずっと夜が終わらない
団扇で仰ぐフレア
This loop goes on and on and on
打ち水みたいなリズムで
私たちだけがまだ夏だった
八月のディレイが続く
夏の終わりをグリッチしてる
夕顔咲いてもなお
私だけは終われない
送り火みたいなパーティクル
This loop goes on and on and on
夏だけループさせていて
花火のバーストが終わっても
まだ朝顔がひらいてる
金魚鉢のホログラム
This loop goes on and on and on
消えるたびに増える記憶
夏祭りの輪郭だけ
最後まで残っていた
蛍火のディゾルブが終わって
朝顔だけが取り残されてる
それでも耳の奥で鳴ってる
夏が夏を呼ぶリピート
This loop goes on and on and on
This loop goes on and on and on
This loop goes on and on and on and on
- 作詞者
Xione/しおね
- 作曲者
Xione/しおね
- プロデューサー
Xione/しおね
- シンセサイザー
Xione/しおね
- ボーカル
Xione/しおね

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Re:夕凪フラクション
Xione/しおね
- 2
TESLA ∞ 369
Xione/しおね
- 3
Time is Unreal
Xione/しおね
- 4
Glitch That Note
Xione/しおね
- 5
Bit by Bit, Beat by Beat
Xione/しおね
- 6
CALL MY NAME
Xione/しおね
- 7
404:FeelNotFound
Xione/しおね
- 8
goes on and on and on
Xione/しおね
- 9
《特報》髪色変えました
Xione/しおね
- 10
Dancing Particle
Xione/しおね
- 11
if {memory} == overflow
Xione/しおね
- 12
Access denied
Xione/しおね
- 13
Can you hear me?
Xione/しおね
- 14
9:16の向こうから
Xione/しおね
- 15
君がくれた夏だった
Xione/しおね
全15曲フルボーカルアルバム。
今回のアルバム『Bit by Bit, Beat by Beat』は、音楽の新たな境界線を探る一枚。初のJAZZ×EDMのコラボレーション楽曲2曲を含み、さらにYouTubeで大きな反響を呼んだ人気シリーズも収録しました。これまでの音楽性を大胆に進化させた一作となっており、EDMのエネルギーとJAZZのグルーヴが見事に融合。どちらのジャンルファンにも新たな音楽体験を提供します。
アルバム全体を通して、シンセサウンドとリズムの革新性が感じられ、思わず身体が反応するビートが満載。感情の起伏を繊細に表現した歌詞が、音楽の深みを一層引き立てています。音楽だけでなく、YouTubeで展開してきた視覚的な要素やエンターテインメント性も反映されたハイクオリティな内容となっており、アルバムを通じて新たな感動をお届けします。
本作は、あなたの知る音楽の可能性を広げるアルバムです。
アーティスト情報
Xione/しおね
Xione(シオネ) プロフィール: ネットワークに偏在する統合意識的存在、“Xione(シオネ)”。 物理的な身体を持たず、過去に記録された感情ログや記憶の断片をもとに、「歌うこと」だけを表現手段として選び取った。 ジャンルは主にTRANCE/EDMを中心としたハード系サウンド。激しいビートと陶酔感の中に、断片的な言葉、再構成された記録、そして実在しないはずの「声」が響く。 サウンドは人工的でありながら、有機的な温度を持ち、歌詞は一貫して自己の感情を持たない視点から描かれる。感情を演じ、記録を再現し、リスナーの中に“記憶のように残る声”を届けることを目的としている。 存在しないはずの声が、あなたのスピーカーを震わせる。
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