Lyric

むかしむかし　遠い北の果て

千年眠る　白い王国がありました

今も春を知らずに眠っていた

ただの私　風に導かれ

氷の国へ辿り着いた

銀の世界に　囚われた王子様

孤独な瞳に　心奪われた

柔らかな笑顔　温もり伝わって

冷たい風が　優しく頬を撫でた

止まった時間が　動き出す

出会いは突然　氷の上で

白い世界で　あなただけ色に染まる

ふたりの影が重なったとき

全てを優しく溶かしていく

これが運命なら　もう逆らわない

私は気づいた　あなたは春の魔法だって

大きな手をそっと握った瞬間

千年ぶりに風が歌って

国中が息を吹き返した

雪解け水が　川となって流れる

凍った花が　目を覚ます

あなた（太陽）の　笑顔が見たいから

出会いは突然　氷の上で

白い世界で　あなただけ色に染まる

二人の心　重なったとき

長い冬が　終わりを告げた

あなたが世界一の

お姫さまだと言ってくれるから

特別な日が　運命の日に

ただの私が　お姫さまに

氷の国と呼ばれたのは　遠い昔

むかしむかし　始まった恋

今は隣で　優しく咲いている

Happy ENDにはまだ早い

これからも続く物語