

雨粒がギターの弦を叩いて
濡れたアスファルトが光を跳ね返す
君の残した声の輪郭を
まだ夜のどこかで追いかけてる
ちぎれた言葉の影を
確かめるように踏みしめた
City blue line
君の影を追い越して
ロックみたいに荒れた心臓が
また僕を前へ押し出す
City blue line
濡れた夜を抜けたなら
青い灯りが道を描き出す
信号が弾ける音に紛れて
僕の鼓動も速くなっていく
すれ違う人の流れの中で
まだ消えない温度を握りしめた
思い出の続きを
ロックのビートで塗りつぶす
City blue line
滲んだ声を抱きしめて
ブルースみたいに泣いた夜でも
今は前へ歩き出せる
City blue line
影ごと全部抱えたまま
青い残像が背中を押した
遠ざかる後悔なんて
振り返らなくていい
薄い光でもいいから
この胸を照らしてくれ
City blue line
荒れた呼吸のままで
名前も知らない明日へ走り出す
City blue line
青い夜を越えたなら
このギターが道を描く
- 作詞者
灰の距離
- 作曲者
灰の距離
- プロデューサー
灰の距離
- ギター
灰の距離
- ベースギター
灰の距離
- ドラム
灰の距離
- ボーカル
灰の距離

灰の距離 の“CITY BLUE LINE (オリジナルver)”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
CITY BLUE LINE (オリジナルver)
灰の距離
雨に濡れたアスファルトに、青いネオンが揺れて滲む。
その中を歩くように進むギターのフレーズと、
ロックの推進力を宿したビートが重なり、
都会の夜を切り取ったブルースロックが生まれた。
“CITY BLUE LINE” は、
失われた気配や消えた声を胸に抱えたまま、
それでも前へ進もうとする心の温度を描いた一曲。
REI のブルースフィーリングと、
灰の距離の都会的な影と光が溶け合う、
静かで熱いロックナンバーである。
アーティスト情報
灰の距離
灰の距離は、佐藤怜(Vo/Gt)、森川蓮(Ba)、美咲(Dr)による日本の3ピース・ロックバンド。 冷えた都市の空気と内側に残る熱をテーマに、乾いたギターとタイトなリズムで焦燥と静寂を鳴らす。 そのサウンドは、NUMBER GIRLやFUZZY CONTROLに通じる衝動性と、現代的な無機質さを併せ持つ。 「燃え尽きる前の光」を描くように、灰の温度を測るように、彼らの音は常にギリギリのところで生きている。
灰の距離の他のリリース
SNAP



