記憶が散って 耳元で聞こえる
優しい歌と柔らかな足音
木の葉が揺れれば 貴方だと思って
明日もきっと今日と同じだ
5月のはじめ真白い雲の下
千切れた布を一つだけ残した
延び行く白線 目に焼ける蜃気楼
揺れていたのは電線か私
海沿いの公園 青い空を
目で泳ぐ 沈黙のヒリつく時間
アイスティーの氷が溶け出した
薄まるのこの子と心が
涙が出る涙が出る
涙が出る日の入りはツラい
眩しいから寂しいから
目を背けて帰る
6月今日も不機嫌な雨模様
ピシャリと弾く泥水すら綺麗で
大好きな果実も味はまだしないけど
君の顔はすぐだ…
記憶が散って 耳元で聞こえる
優しい歌と柔らかな足音
ねぇ、便りは無いと言って
ねぇ、僕は変わりないって
轟かせておくれよ
涙が出る涙が出る
涙が出る日の入りはツラい
花は散った花を散った
綺麗な光の粒
涙が出る涙が出る
涙が出る日の入りはツラい
いつか綺麗な景色を
彩らせる日まで
このままきっと
この物語は幕を閉じて
誰も知らない
何も知らない白紙となる
このままきっと
この物語の主人公は
誰かの思い出に変わる
- 作詞
庵原ゆかり
- 作曲
庵原ゆかり
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sunset
庵原ゆかり
アーティスト情報
庵原ゆかり
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