

屋根を打つ雨音 細かい連打
玄関の奥へ 胸だけ先行
鍵の音じゃない
足音でもない
わかっていながら
耳だけ君へ寝返り
ドアの向こう
影など無い
なのに心臓だけ
勝手に急ぐ
大雨がまた
君の歩幅に化けて
俺の悪い癖を
夜へ引きずり出す
名前は呼ばない
呼べば負けみたい
息だけ詰めて
耳だけ澄ます
誰もいない部屋
気配だけ濃い
水の拍だけ
君に似てしまう
雨が強まれば
君が帰る気がして
鍵も鳴らないのに
胸だけ玄関へ
いないと知っても
耳が君を探す
悪い癖だと
飲み込み損ねて
大雨のシンデレラ
足音だけ残し
君は来ない
それでもドアを見る
硝子の靴じゃない
濡れた音だけ痛い
君は来ない
それでも迎えに行く
大雨のシンデレラ
夜が君のふりをして
誰もいない
なのに胸が振り向く
床に落ちる銀
部屋に伸びる影
階段の下から
近づく錯覚
君じゃない音へ
君を重ねてしまう
外の景色は
水でにじみ
部屋の空気は
少し息を潜め
靴跡なんて
どこにも無い
なのに記憶だけ
玄関に近い
会いたいなんて
言葉は邪魔
口に出せば
全部が安く見えそうで
だから黙って
雨だけ聴く
音の隙間から
君を拾おうとする
雨が強まれば
君が帰る気がして
鍵も鳴らないのに
胸だけ玄関へ
いないと知っても
耳が君を探す
悪い癖だと
飲み込み損ねて
大雨のシンデレラ
足音だけ残し
君は来ない
それでもドアを見る
硝子の靴じゃない
濡れた音だけ痛い
君は来ない
それでも迎えに行く
大雨のシンデレラ
夜が君のふりをして
誰もいない
なのに胸が振り向く
十二時なんて
意味も無い
魔法も嘘も
ここには無い
水面の光に
君の影を探し
勝手な願いが
喉の奥で軋む
終わりを知る頭
遅れてくる身体
馬鹿みたいな期待
まだ息をしている
もう一度だけ
そんな祈りさえ
雨に紛れて
足音へ変わる
大雨の中
君の音がした気がして
嘘だと知って
それでも立ち上がる
玄関の前
冷えた床の上
俺の悪い癖だけ
まだ君を待つ
大雨のシンデレラ
足音だけ残し
君は来ない
それでも俺は
またドアを見る
- 作詞者
Blue Letter
- 作曲者
Blue Letter
- プロデューサー
Blue Letter
- ボーカル
Blue Letter
- ラップ
Blue Letter

Blue Letter の“Cinderella in the Downpour”を
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ストリーミング / ダウンロード
Cinderella Poems That Rhyme は、低い声、閉じた部屋、言いすぎてしまう言葉で作られた3曲入りEPです。
届くはずだった声、来るはずのない足音、少し大袈裟だと分かっていても他に言い方がなかった本音。大きな救いも派手な爆発もなく、感情は息、間、低い語りの中に落ちていきます。
待ってしまうこと、書きすぎてしまうこと、笑いながら傷を隠すこと。その不器用さまで含めて、ひとつの夜として閉じ込めた作品です。
アーティスト情報
Blue Letter
Blue Letterは、届かなかった想いを音楽と映像に変えるプロジェクトです。 言えなかった言葉、終わったはずの感情、まだ胸に残っている記憶。 それらをオリジナル楽曲とCinematic MVとして、一つの世界観の中に描いています。 Created by C’est La Vie. AI visual directionを取り入れながら、音・映像・物語をつなぎ、Blue Letterの作品世界を制作しています。
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Blue Letter Records



