

雨の帳が降りて 街の色がほどけてゆく
足音さえも消えて 時だけが静かに息をする
ひっそり咲いた和傘 淡い灯りを抱きしめて
濡れた和紙の匂いが 胸の奥をそっと撫でる
手首を返すたびに 薄紅が揺れ
藍の輪が雨粒をまとい
水面のように広がって
しずかな美をほどいていく
くるり くるり 回るたび
雨はただの雨じゃなくなる
空から落ちるしずくたちが
和傘の色を讃える舞い手になる
この世界が灰色でも
君の傘だけは花のようで
くるり くるり その一瞬が
心の雨さえ洗い流す
雨脚が強まって 傘の上に川が生まれ
光を帯びたしずくが 天の川みたいに流れる
遠くで風鈴みたいに 雨音が揺れて響き
季節の境目みたいな 静けさが胸に満ちる
色の輪がほどけても 余韻だけ残り
濡れた世界に淡く灯る
和傘の影が導くように
迷いをそっと手放していく
くるり くるり 回るたび
雨はただの雨じゃなくなる
しずくが描く小さな舞が
君の足元に花を咲かせる
たとえ今日が曇りでも
傘の下には色があるから
くるり くるり その軌跡が
心の奥をそっと照らす
雨に濡れた和紙が 光を抱きしめるたび
忘れていた景色が 静かに息を吹き返す
ただの雨じゃない ただの傘じゃない
君が回すその一瞬が
世界をやさしく塗り替えていく
くるり くるり 回るたび
雨は祝福のように降りそそぎ
しずくの舞いが色をまとい
君の未来をそっと照らす
灰色の日も 涙の日も
傘の下なら花が咲くから
くるり くるり その美しさが
今日という日を抱きしめてくれる
- 作詞者
TEAR
- 作曲者
TEAR
- プロデューサー
TEAR
- ボーカル
TEAR

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雨に咲く和傘
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